新年が始まって、寒さも容赦なく続く今日この頃です 今回は今年最初の初級の様子をお届けします
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関西では、本当に寒い時には「さっぶーっ!」
と大きな声で叫びます。
同じような状況でも東京では「寒いね」と
ぽつり言うのを聞いて、上品だなと思いました。
数日前から冬型の気圧配置が続いて、
厳しい寒さが続いています。
通勤途中の朝のきりりとした冷え込みは、
むしろ気持ちいいと感じています。
ただし、しっかりと防寒した上での話ですが。
晴天の日の陽光に、12月にはなかった
強い光を感じるのは、春に一歩近づいている
証拠でしょうね。
今日で初級料理教室も早いもので7回目。
講師は竹内泉先生で、いつもの温かく
優しい笑顔で迎えていただきました。
一緒のテーブルについた人に「『むすび』の今月号で、
リマのスプレーを頭にかけていた方ですね」
と声をかけられました。
「はい、調子にのってついやってしまいました」。
というお気に入り商品を紹介するコーナーに
掲載された写真のことでした。
さて、今回のメニューは、
あわ入りご飯、小豆昆布、蓮根とグルテンの味噌煮、
煮なます、そばがき清汁。
小豆昆布?
料理の名前だけでは、どんなものか分かりにくい
ものがあるのも、正食料理のオリジナル性でしょうか。
食養料理定番の小豆昆布の小豆は、一般的には
一晩ほど水に浸けたりしますが、洗って水を切り、
鍋に昆布、水を入れ、差し水をしながら小豆が
柔らかくなるまで、最後までフタをしないで
煮つめていきます。
常にフツフツと表面が軽く沸騰した状態を
キープするのがポイントで、水を足す量とタイミングに、
やや神経を使いました。
その間にも、蓮根とグルテン煮や煮なますも火にかけているので、
それぞれ火加減と水加減に結構あたふたしました。
そばがきは、子どもの頃、おやつによく食べましたが、
あまり好きではなかったです。
そばのおいしさに魅了されるのは、
だいたい大人になってからのようです。
ぼくの場合は転勤で東京暮らしをしている間に、
そば好きになりました。
そばがきはそば粉を熱湯で練ってから火にかけて、
さらに団子が作れるほどの固さになるまで練るのですが、
かなりの力仕事で、わが班は男性2人が担当しました。
3月8日には「凡愚」のご主人が プロの技を見せて下さるそうですので今から楽しみにしています。 5品ができて、お楽しみの食事の時間です。
本来はおかずではない小豆昆布からいただきました。
塩味の小豆料理は初めての方も多いはずなのに、
皆さん「おいしい」言われていました。
ぼくも久しぶりに食べましたが、
どんぶりで食べたいなと思ったほどです。
なんとも言えない塩味と小豆の持つ甘みが感動的でした。
「まとめて作って、毎朝お椀に一杯食べると身体にいいですよ」
と竹内先生のアドバイス通り、
土鍋で炊いておこうと思いました。
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