ブログ「マクロなポケット」Blog

Terryの中級日記6

急に気温が上がり真夏のような 日が続きますね さて、今回で6回目となる Terryさんの中級日記。 今回は見た目も鮮やかな夏メニューです。 夏バテで食欲のないときにもよさそうですね ***************************

まるで梅雨明けしたかのような青空と暑さ。

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気温は平年より5℃高い34℃との予報。

今朝の最低気温は28℃でしたから、

これは間違いなく熱帯夜だったわけです。

エアコンをがまんして扇風機で寝ましたが、

夜中に何度か目が覚めてしまいました。

まあ、夏が好きなのでこれからやってくるであろう

本物の強烈な熱風・熱波が、

どの程度のものになるのかワクワクしています。

 

それに耐えるための身体作りではありませんが、

思うところがあって、完全穀物菜食を実行しています。

食を節制すると、食を中心とした周りの世界が

違って見えてくるものですね。

 

そんな真夏日に行われた中級の料理教室は、

今回で2回目の金子多重美先生でした。

「暑いですねー。体調を崩しやすいので、

梅醤(梅干しと醤油を練ったものに、番茶を入れた飲み物)

を飲んだり、水もがぶがぶ飲むのではなくて、

少しずつこまめに飲むほうが身体にいいですよ」

と暑さ対策を教えてもらいました。

 

今日のメニューは、

芽ひじきご飯、

オートミールバーグ梅ソース、

夏野菜温サラダ、

ずんだ和え、

トマトのコンポートの5品です。

 

冷やさなきゃいけないトマトのコンポートを先に手がけました。

トマトを熱湯に入れて皮を剥きます。

そのトマトを鍋に入れて、塩、米飴、はちみつを入れて煮ます。

そして鍋のまま冷やしました。

本当は冷蔵庫に一晩置くとさらにおいしくなるそうです。

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芽ひじきご飯は、芽ひじき、椎茸、松の実などの具と、

お酒や醤油の調味料を入れた炊き込みご飯でした。

「夏場食欲の落ちた時に、

残った炊き込みご飯を焼きおにぎりにすると、

おいしくいただけますよ」と金子先生。

 

オートミールバーグのオートミールとは、

燕麦(えんばく)、別名からす麦を加工したもので、

朝食などに食べるシリアル食品として利用されているものです。

これを熱湯に入れて少し火をいれてから蒸らします。

玉ねぎ、人参、セイタン(小麦タンパク)をみじん切りにして

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炒めて、

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オートミールに入れて成型して焼きます。

柔らかければパン粉をプラス。

 

夏野菜温サラダは、いろんな夏野菜を煮たもの、

と言ってしまえば味も素っ気もないですね。

食べたことはありませんが、

イタリア料理のラタトゥイユみたいなものらしいです。

ニンニク、セロリ、なす、きゅうり、

かぼちゃ、玉ねぎ、人参の順に炒めてゆき、

ピーマン、トマトをのせて蒸し煮しました。

カラフルでとてもきれいです。

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ずんだ和えは、枝豆を使った料理です。

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茹でた枝豆の薄皮をはがし

(これはオートミールバーグに入れました)、

フードプロセッサーにかけ、

醤油、酒、土生姜の絞り汁を加えて味を整え、

きゅうりと人参を和えました。

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おふくろの故郷山形県では、

お餅料理のバリエーションの一つして、

この鮮やかな緑色のずんだ餅(じんだん餅と聞こえていました)

があって、子どもの頃大好きでした。

ついでに言いますと、納豆餅もめちゃんこおいしいです。

 

さて、楽しいランチタイムです。

夏のお料理なので、全体的にいつもより色鮮やかです。

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将来食堂を出す予定の

いつも同じテーブルで学ぶ同士のおじさんが

「お店でこの料理出したら、3000円はとれるで」ですと。

 

まず最初に口に入れたのは、やはりずんだ和え。

枝豆のやさしい香りと味が、

かすかな生姜の刺激と馴染んで、

「気品ある上品な味ですね」と声を出して言いました。

薄皮を剥く手間を経験したので、

大切に少しずつ口に運びました。

 

初めて食べる夏野菜温サラダは、

確かに煮物と違うテイストで、あっさりしていました。

 

セロリがいい役をしています。

世間のハンバーグのように、

火入れの加減で食中毒の心配がないオートミールバーグは

しっかりした味付けの梅ソースと一緒にいただきました。

あっさりしているのでもっと大きなものが食べたかったです。

 

芽ひじきご飯は、おいしかったのですが、

朝、お腹が減って黒豆玄米おにぎりをよく噛んで食べたので、

食べきれずラップに包んでお持ち帰り。

 

生まれて初めて食べるトマトのコンポートは、

ほんのりとした甘みと塩味がトマトの個性とマッチして、

感激しました。

こんな料理があったんですね、知りませんでした。

ごちそうさま。

 

講義は、金子先生が、「雑穀について」、

岡田校長が「健康の条件」でした。

同士のおじさんは、自然農に取り組んでいたり、

断食道場に行かれたりしています。

最近は、ごま畑のオーナー制度に申し込まれ、

ますますディープな世界を歩まれています。

マクロビオティックとの出会いで、

人生をシフトチェンジした一人だと思います。

  • 2011年07月01日 17時33分更新
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