2012年3月3日(土) 開場12:30 開会13:00
大阪商工会議所・国際会議ホール 7F
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https://www.macrobiotic.gr.jp/seminar/kouenkai120303/index.html
理事の皆様が正食の心をお伝えくださいます。
故岡田定三元正食協会会長 の言葉をご覧下さい。
過ぎたるは及ばざるがごとし
主食は草木における土と同様のものであります。
草木にとって土は必要不可欠のものであります。それに比べて肥料は時々施せばよいもので、あまり成分の強いものを続けてかけると、草木は根腐れをおこし枯れてしまいます。
肥料を多くして育てたものより、肥料が少なく、土の力だけで育っている草木は、雨にも負けず、風にも負けず、日照りや寒さにも耐える力を持っています。
人間においても同じで、栄養(副食)のとりすぎは生命力を弱くし病気を作りやすくします。
よく見ると、自然は私たちにいろいろ教えてくれていますが、飽食になれてしまうと、そんな感性が失われてしまいます。
栄養学の栄養素重視主義は、栄養という要素を取り込むことばかりを強調してきましたが、その結果は病気大国となって表れています。かつて、武者宗一郎先生(日本分析学の大家)がカロリー学説をナンセンスなモノと言われていましたが、簡素で低カロリーの日本人の食事が優れた精神文化を生み出してきたことを思い起こして見る必要があるようです。
故岡田定三元正食協会会長 「正食生活術」(正食出版)より