自然の法則を基本にして養生指導と治療をされている鍼灸師、
西下圭一先生の講座がありました。
マクロビオティック基礎講座第2ステージ基礎編の最終回、
テーマは「足るを知るということ」。
哲学的で難しい内容になるのかなと思っていましたが、
いつも通り、ゆっくりとじっくり分かりやすく、
噛んで含むような進め方で、よく理解できました。
このシリーズの特徴は、一方的に聴くのではなく、
考えながら学ぶスタイルです。
正食協会の、故岡田定三元会長と初めて出会った時、
「きちんと食を正して玄米を食べていけば、体は確実に変わる。
人生も変わる」 という言葉がマクロの世界の扉を開くきっかけになった
西下先生は、食の実践をすることで0.7だった視力が2.0になったことで、
体が変わることの意味を知ったと話されます。体験を通した講義は、
説得力がありました。
「判断力を磨くには、自分を磨くしかない」
というシンプルな言葉には、深く納得です。
最近、少食を勧める本が多く出版されていますが、
次の格言を教えてもらいました。
「腹八分目に医者いらず」(これは皆さんご存知だと思います)
「腹七分目に薬いらず」
「腹六分目に病知らず」
「腹五分目に老い知らず」
「腹十二分目に医者足らず」
9月から、第3ステージ応用編がスタートします。是非、ご参加ください。
(Terry)