ブログ「マクロなポケット」Blog

集中料理教室、中級4日目・5日目♪

今日は朝から雨でしたが、 今は晴れ間が広がっています 雨のたびに、徐々に本格的な秋になってきているような気が しますね。 さて、本日は昨日一昨日おこなわれた、 集中料理教室中級4日目、5日目の様子から お伝えします 4日目、第7回8回の担当は、 藤井美千代先生です。 藤井先生中級.JPG 第7回のメニューは、 芽ひじきご飯、そば米つぶつぶスープ、豆腐の野菜あんかけ、 さつま芋餅、小豆かぼちゃ の5品です。 食材7.JPG ひじきには、長ひじき、芽ひじき(米ひじき)とありますが、 これはひじきの茎の部分と、葉っぱの部分との違いで、 正食では主に茎の「長ひじき」を使います。 ですが、用途によっても使い分けますので、今回のご飯には、 芽ひじきを使っています そば米のことも、さつま芋餅の素朴でシンプルながら 懐かしい味のことも言いたいのですが、 この中では小豆かぼちゃが、やはり外せません…! 基本は、「小豆昆布」と手順も一緒です。 正食では、お汁がある状態で完成させるのも一緒。 かぼちゃが加わることで、よりやさしい味になります。 いただくときの注意も、同じです。 試食7.JPG 作り方や味付けのコツを忘れないうちに、おうちでつくってみて下さいね! さて、午後第8回のメニューは、 黒豆入りご飯、豆腐とはす団子のすまし汁、 焼コーフ、ひえドーナッツ、きんぴらの5品です 食材8.JPG コーフは、小麦グルテンと小麦粉少々を水で混ぜて、蒸し上げた植物性たんぱく食品。 これを、授業では粉からつくります! そしてしょうが焼き風にして、おかずの一品に。 でも、ここでも一番覚えて帰っていただきたいのは、 きんぴら…正食の「食養料理」です 試食8.JPG ごぼうの洗い方、野菜の切り方、蒸し煮、味加減、 そしていただくときの量を、先生から教えていただきます。 こちらも、おうちで復習してみてくださいね! (数日前お伝えした「ひじき蓮根」と、同じ理由で・・・) 5日目は、第9回10回、中級の最終日。 担当は、岡田昭子校長先生です。 校長中最終.JPG 第9回のメニューは、 切り干し大根ご飯、手打ちうどん、のっぺい汁、 大根サラダ、大根と車麩の煮物の5品。 食材9.JPG こちらのメニューは、いわば「大根尽くし」のお料理です。 きれいな大根葉が手に入れば、菜飯などもおいしいのですが、 乾物としておかずに使うイメージの切干を、炊き込みご飯の具にする のもなかなか そして手打ちうどん、もちろん手作りします うどんのばし.JPG 生地をこねて寝かして、のばします。 うどんたたみ.JPG うすく、四角くのばせたらたたんで、 うどんきり.JPG 均等の太さになるよう切ります。 試食9.JPG ゆでたうどんは、のっぺい汁の中に入れていただきます 最終回のメニューは、 きび入りはすご飯、オートミールバーグきのこソース、 玄米ビーフンサラダ、しぐれ味噌、りんごのコンポートの5品。 食材10.JPG この中で忘れていけないのは、「しぐれ味噌」です。 おかず味噌ではありますが、「正食」の味噌料理なので、 ほかのお惣菜や市販のなめ味噌のように、 単品でパクパクいただける、というより適度な味噌辛さで、 ご飯と一緒に少量いただくものになります。 ここでも、野菜の洗い方、切り方、蒸し煮、は 重要ポイントです 試食10.JPG 最終回ということで、感想をいただきました。 「楽しかったです。ここでつくったおかずを家に持って帰ったら、 食べることに興味のない主人が一口ずつ味わって食べて、 “素材の味が感じられる。おいしい”と言ったのが嬉しかったです」 「今まで、自己流で、なんていい加減にやっていたんだろうと 思いました。忘れないよう、しっかりおさらいをしようと思っています」 「(初級から)10日間、玄米を食べ続けて、 野菜の旨みだけでおいしくいただけることを知りました。 最初はわかりませんでしたが、塩加減の微妙な味付けが わかるようになって、味覚が変化したことを感じました」 また、 当初は初級だけで終わりだったけれど、中級まで、 さらに上級まで通います、という声、 体が変わるのがわかって、調子がよくなりました、 意識も変わって、すべてがつながっている、 環境や社会のことがもっと知りたいという気持ちになった、 という様々な声をいただきました。 皆さん、とてもいい笑顔で写ってくださいました 集合中級.JPG 皆さん、ご参加有難うございました
  • 2012年09月23日 14時58分更新
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