ブログ「マクロなポケット」Blog

集中料理教室、上級初日です!

今朝は爽やかに晴れました 事務所の窓を開けていたら、遠くからマイクの声が 聞こえてきました。 昨日雨で、小学校の運動会が順延になったようです。 その昨日(ほんとは昨日夕方にUPしたかったのですが…)、 集中料理教室、上級クラスが始まりました 第1回、2回の担当は、岡田昭子校長先生です。 校長初回.JPG 第1回のメニューは、 ひじき入り玄米ご飯、船場汁、手づくり豆腐、 おから餅、塩鮭の頭と大豆、の5品。 材料上1.JPG 「え!? 正食って、動物性まったく食べないんじゃないの?」 とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、 マクロビオティックの料理の基本にあるのは、「日本の伝統和食」。 昔から山の中でも、魚は干物や塩漬けで運ばれ、食べられてきました。 料理教室では、必ず摂らなくてはいけないものではない (体質や生活環境によりますが)という理由で、 基本的に動物性の食材は登場していません。 使う魚、その量、一緒に調理する食材、そしてどんなとき、どんな食べ方をするか。 それらを考えていただくことがポイントです 鮭土鍋.JPG 大豆を土鍋でことこと煮、圧力鍋で炊いた塩鮭の頭を合わせて煮ます。 鮭の頭と大豆.JPG 醤油で味をつけ、ねぎを入れて完成です。 鮭の頭は圧をかけて炊いているので、骨までやわらかくなっています。 たんぱく質、カルシウムが豊富な1品です (*下ごしらえ、味付けのコツはまったく省略しておりますので、 念のため…) さて、もうひとつの目玉、手づくり豆腐です。 ちなみに「むすび」7月号の表紙写真も、我々スタッフがつくったお豆腐です 使用する木枠とさらしは水にぬらしておきます。 木型.JPG 水に戻して柔らかくなった大豆を、水と一緒にミキサーにかけます。 ミキサ.JPG お鍋に入れて、火を通します。 豆腐鍋.JPG それをさらしの袋でこして、豆乳とおからに分けます。 そしてにがりをうち、さらしをしいた木枠に流し込んで、 おもしをして、待ちます。 (木枠でなく、小さなザルでおもしをしなければ、おぼろ豆腐になります) 豆腐押し.JPG 固まったら、水にさらして、切り分けます。 豆腐切り.JPG 手づくりならではの風味と味が楽しめます 豆腐単品.JPG お料理も、完成です 試食上1.JPG お昼には、自己紹介と、校長先生の講義がありました。 集中の初級、また中級から連続で参加されている方、 前回や去年の集中クラスを受講されていた方、 地方教室やネットワーク教室から参加された方、 さまざまな方がおられます 第2回のメニューは、 生姜ご飯、月見椀、抹茶豆腐ともずく梅ソース、 さつま芋とグルテンの揚げ煮、ごま塩の5品です。 さて、早速来ました! ごま塩。 中級に登場しましたよね。 ここでもういちどおさらいしていただきます。 ごま塩復習.JPG 抹茶豆腐は、葛粉と練りごまを合わせて火にかけ、練り上げます。 この練り上げ方が、おいしさのポイントです。 (体力と腕力も使います・・・!) 葛練り.JPG 月見椀は、「むすび」の去年9月号の表紙に、 バージョンアップしたものをつくりました。 時期はちょっとずれますが、お月見をイメージしたお吸い物です 試食上2.JPG 今回は普通に器によそいましたが、半月盆や縁高弁当にもりつけると、 ちょっとしたおもてなし膳にもなります ふちだか説明.JPG 盛り付けも、料理の要素のひとつ。 またみなさん、チャレンジしてみてくださいね
  • 2012年09月24日 10時22分更新
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