ブログ「マクロなポケット」Blog

1/13セミナー「山村流食養診断力アップ法」

あっという間に1月も半月過ぎました。 お正月休みの疲れが皆さん出ているのか、 先週末の雪の影響か、 風邪やインフルエンザが流行っているようです。 皆様、どうぞお気をつけください 今回は、13日におこわなれたセミナーの 模様をお伝えします。 113日、山村慎一郎先生の「山村流食養診断力アップ法」 が開催されました。

今回のテーマ「望診法の基本」に入る前、 先生は「今年は不潔に暮らそうと思います」と、 唐突に宣言されました。笑いが起こります。

山村先生が大好きな東京医科歯科大学名誉教授、 藤田紘一郎氏の著書『脳はバカ、腸はかしこい』 を紹介して、「是非読んでみてください」。 1301山村先生.JPG

日本人の行き過ぎた清潔、殺菌、滅菌、抗菌に歯止めをかけなければ、 ますます弱い身体になってしまうと心配されました。

アジアを旅するときに、「水を飲むな、屋台では食べるな」と言い、 ホテルで日本と同じような生活、食事をしているのでは、 いったい海外に出て何をしに行ったのかということになりかねません。

外敵などに日本人が一番弱くなっています。

赤ちゃんなどは、産まれてきていろんな菌を身体に入れて、 抗体を作らなければいけないのに、 最近は母親のおっぱいを消毒してから与えているといいます。

山村先生の子どもの頃は、いわば家の中も自然で、 ご飯に蝿が止まったものも、雑菌だらけの畳の上に 落ちたご飯も食べていました。今の人なら、すぐに捨てるでしょう。

そんな時代、朝礼で校長の話を30分聞いていても倒れる生徒なんか いなかったものです。

 

発酵学の権威で、東京農業大学名誉教授、 「鋼鉄の胃袋」の異名を持つ小泉武夫氏のことにも触れ、 「藤田先生、小泉先生、このお二人は元気一杯に人生を 楽しんでいます」と評しました。

ちなみに藤田氏は74歳、小泉氏は70歳です。

早速、『脳はバカ、腸はかしこい』(三五館)を入手しました。 帯に「腸が脳を支配していた ダイエットが失敗するのも、 タバコがやめられないのも、勉強に弱いのも…  腸を鍛えていないから!」と刺激的なコピーがありました。 1301本.JPG

見出しを見るだけで、 なかなか面白くためになりそうな内容です。

・すぐ勘違いする脳、しない腸

・脳は意志薄弱、腸は頑固

・腸内細菌が脳の発達を促す

・腸を可愛がれば、脳がよくなる

・大食いによって癒される脳、壊される腸

・脳は糖を欲しがり、腸は糖の摂り過ぎを嫌がる

この本に限らず、最近、腸の大切さをクローズアップする 情報が増えているように感じます。 (Terry)

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Macropocket(正食協会事務局)

JAPAN MACROBIOTIC ASSOCIATION

https://www.macrobiotic.gr.jp/

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  • 2013年01月16日 10時28分更新
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