初夏を思わせる晴天が続いていましたが、 一転して荒れ模様の土曜日となりました。 美しいソメイヨシノとも、来春まで長いお別れです。
正食協会理事、岡部賢二先生のセミナー 「実生活に役立つ手当て法・望診法講座」が行われました。 岡部先生の手当て法講座は、協会では初めてです。 第1回は春の健康法で、コンニャクとビワの葉を使った手当てと 「肝の望診」です。
↑鍋いっぱいのこんにゃく。 ↑びわの葉(生)と、びわの葉エキス。 木の芽時といわれる春先に、体調不良となることが多い理由は、 冬の間、体内に貯め込んで不要になった脂肪が溶け出して、 それを処理するために肝臓がフル稼働。そして処理できない 汚れなどが血液を汚し、さまざまなトラブルに発展すると 話されました。
肝臓が弱っている初期症状としては、目がしょぼしょぼしたり、 瞬きが多くなったり、目やにが出たり、目の周りに現れることが 多いようです。 また、すぐどなる人、朝、機嫌の悪い人、始動が遅い人などは、 肝臓が弱っている可能性がありますので、要チェック。
お鍋でぐずぐず煮たコンニャクの出番です。 「配給制ですから、タオルを持って取りに来てください(笑)」 と岡部先生。
2枚のタオルでコンニャクを包んで、お腹にあてました。 しばらくするとじんわりと温まってきます。 気持ちがおだやかになっていく気がしました。
交感神経優位の緊張状態を、お腹を温めて、ゆるめることが目的です。
お腹に血液を集めることがポイントなので、空腹時にするのがいいそうです。 断食時にするのが最も効果が高いというのもうなずけますね。
終了後、冷たいタオルで冷やすと、毛穴が締まり、 冷めないというアドバイスがありました。
「20分くらいしたら、後ろにまわして腎臓にあててください。 コンニャクは3~4回使えます。使用後は、自分で食べずに ご主人にあげてください」(笑)
その後、枇杷の葉を直接肌に当てて、 その上からコンニャクを重ねて湿布をしました。
沖縄で断食をしてきたという岡部先生は、 とても調子がよく、時折冬に戻ったかのように会場が冷えた(笑)、 親父ギャグが舌好調でした。 (Terry)
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Macropocket(正食協会事務局)
JAPAN MACROBIOTIC ASSOCIATION
https://www.macrobiotic.gr.jp/
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