ブログ「マクロなポケット」Blog

4/7元気力を引き出す自然医術セミナー第3回

 

寒の戻りのような、冷え冷えとした一日でした。 自然療法セミナー「元気力をひきだす自然医術」 3回シリーズの最終回が行われました。 テーマは婦人科系疾患です。

 

自然療法セミナーのお話は、いつも季節のことから始まるのが お約束です。 春真っ盛りで、嵐が来て、桜が散りましたが、二十四節気では、 45日から清明(せいめい)という時期に入っています。 清明といえば安倍晴明、とくれば陰陽師。 そうなると当然、陰と陽につながります。

 

「マクロビオティックで言う、陰陽を大きな視野から 話をしたいと思います。陰陽を理解するためには、 中心軸が必要で、それがないと右往左往してしまいます」 と西下先生は語り、神社のお話から始まりました。

「鳥居から入っていって、参道(産道)から本宮(子宮)へと 表現されるように、古くより日本では女性は神々しい存在と されていたことが伺えますね」 407自然西下2.JPG

神社のお話から、入学式に使われる紅白の垂れ幕にも、 女性の身体に関する根本的な真の意味が含まれていること、 女性の性質や役割、食生活のバランスが乱れたことによる 「肉食系女子」と「草食系男子」現象、男女の平均寿命の差と 女性の月経の時期との偶然とは思えない数字と、 どんどんお話は深まっていきました。

 

次の世代を産み出す能力を持つ女性の神秘と神聖さ、 素晴らしさを感じさせるはじめて聴く内容でした。

 

受講生の感想です。

「いろんなことがつながっているということに感心しました。 食のことばかりにとらわれていたことを反省してます」

 

「どんなことも頑張っても続かなければ意味がないので、 それよりもできることを見つけていきましょう、と、 声をかけてくださって、気持ちが楽になりました」

 

「子宮頸がんワクチンを安易に受けようとすすめてくる友人に、 今日の話を少しでもしてあげたいと思いました」

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西下先生の感想です。

「どんな病気でもそうですけど、今日の『婦人科系疾患』も、 とかく『何を食べればいいか』に終始してしまいがちですが、 それよりももっと大きな視点からお話をさせていただきました。

あえて脇道にそれるような話からさせてもらったにもかかわらず、 皆さん真剣に聞いてくださって感謝しています。

何事も自然現象として受け入れる気持ちが大切なのだということを 理解していただけたのではと感じています」

 

次のシリーズについて語ってもらいました。 「これまでは「病気」をテーマに、どんな症状があって、 それに対しての現代医学的な診断の仕方、治療、 クスリなどの紹介といった順に紹介していきましたが、

次回からは《症状別編》ということにして、 出てきた症状から疑われる病名、かかるべき診療科、 そして東洋医学的な捉え方と、食養生の立場からの対策と 予防について、すすめていこうと思っています」

 

元気力ををひきだす自然医術 シーズン2 [症状別編]

   62日(日)冷え・浮腫(むく)みについて

   77日(日)湿疹・かゆみについて

   84日(日)痛み・頭痛・関節痛について

 

是非ご参加ください。お待ちしております。  

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Macropocket(正食協会事務局)

JAPAN MACROBIOTIC ASSOCIATION

https://www.macrobiotic.gr.jp/

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  • 2013年04月08日 17時22分更新
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