少し寒いですが、気持ちよく晴れた日曜日の朝でした。
山村慎一郎先生の新しい講座 「意志を強くするヒケツ・・・ 崩れやすい自分を立て直す四つの方法」の 第1回が開催されました。
現代において、本筋を言う人は異端児扱いされる お話から始まりました。 例えば現代医療の世界で、医師が「本当はこうしたほうがいいはずだ」 と思っていても、何かあった時のことを考えると、 あらゆる面でリスクが多すぎます。教科書通り進めていたほうが 無難ということです。
桜沢如一先生は、繰り返し「自分の頭で考えることが大切。考えなさい」 と言われました。 「○○先生に、一日一食が健康にいいと言われましたが本当でしょうか」、 「肉をもっと食べたほうが言われましたが、食べてもいいですか?」、 「糖質制限食は?」など、真反対の説も少なくありませんが、 これらを実行して調子が良くなる人もいれば、崩す人もいます。
実はどれも正しいのです。 どれを選ぶかは、どうなりたいか、です。 自分で判断して進まなければ、一生、誰かにお伺いをたてなくては いけない人生になってしまいます。
食養生や望診法を教える立場にある山村先生は、 「どれを選ぶかを考える材料は提供できます」と言われ、 目標や目的を登山に例えて、様々な誘惑や迷い、 くじけそうになる出来事との対応を、童話「青い鳥」の物語も 交えて、分かりやすく語られました。
自分が変わることを意識して習慣を改めることについては、 「今できないことは、明日もできません。 今日、甘いものをやめられない人は、明日もやめられません」 ときっぱり。なるほどと納得できるお言葉です。
「もっとちゃんと取り組みたいと思っていることはありますか」 「目的を達成するために、どうしてもやめられない習慣がありますか」 「最も大事に思っている将来の目標はありますか」などをテーマに、 数人ずつに別れ、ワークショップに入りました。
配布されたレジュメのタイトルに 「できない自分をできる自分に変える」と書いてありましたが、 とても面白くてためになり、考えさせられる講座でした。
明日から、いや、今日からあのことをやめてみよう、 これをやってみようと決意された方も多かったはずです。
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Macropocket(正食協会事務局)
JAPAN MACROBIOTIC ASSOCIATION
https://www.macrobiotic.gr.jp/
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