朝からからりと晴れた青空が広がり、 5月らしい天候で、本当に気持ちがいいです。 そんな日曜日、山村慎一郎先生の講座、 「意志を強くするヒケツ・・・ 崩れやすい自分を立て直す四つの方法」の第2回、 「脳がつく嘘を見破る」が開催されました。
脳に対してやる気を出すように指示する物質ドーパミン。 これが増えると幸せになる、または幸せになるとドーパミンが増える とも言われますが、単に幸せにしてくれる物質というわけでなく、 脳の中の報酬系を刺激して脳を活性化していくものなのです。
子供の頃から甘いものを食べて育ってきた山村先生は、 甘いものが大好きで、「止めるのが本当につらかった」と言われます。 桜沢如一先生を知り、6〜7年完全に止めた時期がありましたが、 その後、誘惑に負け、食べる度に罪悪感にさいなまれ、 悩んだ末、止めることを止めて、“どのくらい食べるか”を考えるように したら楽になったそうです。
脳の報酬系は、脳の最も原始的なモチベーション (動機、情動)のシステムで、行動と消費を促進するために 発達したものです。 脳は望んでいるものが手に入りそうになるとドーパミンを出します。 欲しいものをなんとか手に入れようと興奮させるのです。
このドーパミンは、スイーツやお肉など脂肪や糖分が高い食べ物にとどまらず、 パチンコや競馬などのギャンブルや宝くじ、 ひいてはパソコンゲームや携帯などにも出てくるものなのでやっかいです。 幸福感ではなく、報酬の予感、期待、ドキドキ感に興奮するのです。
では、どうしたら自己コントロールができるようになれるでしょうか・・・ と、本日の本題へと入っていきました。
講座の中で先生は「こんな話ご存知ですか? 最近の20代の血糖値は50代、 骨密度は60代、血管年齢は70代らしいです。 ですから女性は若い衣を着た○○です(笑)」と言った後、 受講生に若い女性がおられたので、「失礼しました」と謝っておられました。
次回は6月9日、第3回「意志力を強くするコツは、失敗を許す」
です。1回のみの参加も可能ですので、是非ご参加ください。 お待ちしています。
ちなみに、「むすび」誌6月号特集「砂糖はマイルドドラッグ」で、 順天堂大学の白澤卓二教授が砂糖による依存症ついて、 詳しく解説されています。是非お読みください。 (Terry)
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
Macropocket(正食協会事務局)
JAPAN MACROBIOTIC ASSOCIATION
https://www.macrobiotic.gr.jp/
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++