6月8日、正食協会講師の野口清美先生が、 豊富な体験を基にお話しする出産と子育て講座が 行われました。
第1回「赤ちゃんのために何を食べたらよいか?」、 第2回「母乳で育てよう」に続き、第3回、 Part1最終回のテーマは「離乳食」です。
ホワイトボードに次の三つのポイントが書かれていました。
① はじめてのひとくちは玄米クリームから
② モグモグゴックン・・・生命力は咀しゃく力
③ 三つ子の魂百まで・・・正しい食事で元気に育てる
冒頭、野口先生は「正食協会の講師として、 ひとことで言わせていただくと、おうちで正食を実践されている ところなら、あえて離乳食は作らなくていいですよ、 と言い切ってもいいと思います」と、ずばり本音を 話されました。
「今、病院や保健所などの現場ではどのようなお話がされていて、 お母さんたちは、どんな情報を持っておられるのかということを 知っておかないと、私が正食の道で学んだものと比べようもない ので、少しお勉強させてもらいました」
「自分が子どもを育てていた頃から、30年近く経つと、 こんなにも情報が違っているんだ、ということもあり 驚きました」
「私の子育ては、正食とのご縁の始まりですが、 昔の正食の世界は、“一を聞いて十を知る”みたいな ところがありましたので、一所懸命子どもを観察して、 発信していることを受け取りながら、少ない知識で 右往左往しながらやってきたかなと思います。 今のマニュアル的な育て方から見ると、私の子育ては 失敗だったのかなと思ったりすることもあります」
野口先生は、離乳食について桜沢如一先生や 久司道夫先生の言われていることと、お二人とも男性なので、 女性側の視点や現代のものと対比しながら、ガイドライン として知っておくといいと思うことをお伝えしたいと言われました。
そんな中で、桜沢如一先生の言葉が心に響きました。
「子どもから学びなさい。子どもよく観察していると、 教えられることがたくさんある。子どもからの要求は多い。 少なめに与えること。与え過ぎてはいけない」
いかがでしょう?
受講者の感想です。
・ 生まれてから一番気になる離乳食のお話で、 とても楽しく聞けました。正食とかを抜きにしても、 やはり子どもを見る、というのがとても大切だと感じました。 そろそろ子どもがほしいな、と思っているので、 今から玄米クリームを練習して、美味しい(子どもが喜ぶ) 玄米クリームが作れるようになろうと思いました。
好評のこのシリーズは、Part2が企画されています。
第1回7月13日(土)「すべては正しい食事のルールから」
第2回8月17日(土)「マクロビオティックで育む元気な体」
第3回9月14日(土)「お母さんこそが、わが子の主治医」
単発受講もできますので、是非一度、野口清美先生の 面白くてためになり、体験からの貴重で生きた役立つ 情報満載の出産&子育て講座にいらしてください。 お待ちしています。 ↓ 詳細は、こちらまで
(Terry) ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
Macropocket(正食協会事務局)
JAPAN MACROBIOTIC ASSOCIATION
https://www.macrobiotic.gr.jp/
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