ブログ「マクロなポケット」Blog

親子料理教室で和歌山に行ってきました

 

615日、野口清美先生と和歌山県の橋本市に 行ってきました。 5月に続いて2回目の、輝きの森学園(幼保一元化施設) 主催の親子料理教室です。

梅雨の晴れ間が続いて農作物が心配ですが、 今日の天気予報は、「雨が50%の確率」ということで、 期待しながら南海高野線の急行で橋本に向かいました。

今回も一瞬の空白もなく、会話が続く車中の移動時間 でした・・・(笑)。 615野口教室 010.jpg

 

会場の橋本市保健福祉センター調理室に参加者が揃い、 身支度を調え終わると、元気いっぱいの野口先生の お話からスタートしました。

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「マクロビオティックとか正食料理というのは、 子どもたちみんなが元気ですくすく大きく育って ほしいなと、昔のおばあちゃん、お母ちゃんたちが 大事にしてきた伝統的な和食を、見直そうというお食事です。

それがなぜ身体にいいのかとか、今のお母さん方は、 いろんな知識で頭でっかちになっていることがあります。 子供は感性が純粋で、本能に従った素晴らしいものを 持っています。

 

私の3人の子どもたちが小さい時の経験ですが、 お誕生日会をした時に、穀物のキビとさつまいもを炊いて つぶして団子にして、きな粉をつけて砂糖を使わずに、 さつまいもの甘味だけで出したら、よその子どもたちは、 取り合うように食べていました。 お口に合うかなと心配していた私のほうがびっくりした ことがありました。 そんな光景を見て、子どもは、いのちが喜ぶ味を知っている んだなと思いました。

 

今は、世界中のおいしい食べ物が溢れています。 時には楽しみとしてごちそうをいただくのもよろしいですが、 ふだんは昭和3040年代頃の、今の子どもさんに多い、 アトピーとか喘息の少なかった頃、大人も今のように、 高血圧、糖尿病などの生活習慣病が少なかった頃の食事に 戻すのがいいですよと、行き過ぎた飽食に警鐘を鳴らして います。

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正食協会は、お料理を通して健康のお手伝いをさせて いただいています。 正食と言うと、仰々しく聞こえますが、ごくごく当たり前の ことを言っているだけで、基本は和食を中心としたお料理を お伝えしています。

 

みなさん、玄米を食べたことありますか〜?  すきやきとかカレーとかカロリーが高いものにはあまり 玄米は合いません。 玄米は栄養の宝庫なので、質素なおかずで十分です。 そして何よりまけば芽が出る命がありますので、 自分の子どもたちを考えても、玄米中心のお食事を いただいて抵抗力、免疫力が高まり、 命の力強さが定着したように思います。

 

今日のメニューは、基本の基本です。 玄米ごはん、出汁を使わない味噌汁、切り干し大根と 高野豆腐の煮付けをみんなで作りましょう。 質素ではありますが、ピュアなおいしいさを 味わっていただきたいと思っています」 615野口教室 015.jpg

  

子どもさんたちも積極的に、野菜を切ったり、炒めたり、 塩加減をみたりして、お料理が上手にできあがりました。 615野口教室 020.jpg 615野口教室 024.jpg

野口先生のリードで、 ♪よくかめよ 食べ物を かめよかめよかめよからだがつよくなる♪と 全員で歌ってから、手を合わせていただきました。

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Terry

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Macropocket(正食協会事務局)

JAPAN MACROBIOTIC ASSOCIATION

https://www.macrobiotic.gr.jp/

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  • 2013年06月17日 10時04分更新
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