8月3日、正食協会理事岡部賢二先生の、 実生活に役立つ手当て法・望診法講座の第3回、 「夏の健康法梅干・梅酢を使った手当てと『心の望診』」 が開催されました。
講座の開催場所、正食協会3階ホールのエアコンが故障したので、 裏の中大江公園内にある公民館をお借りしました。 クマゼミがワシワシと元気に鳴く声がBGMとなりました。
数日前、「大きな氷を買って、扇風機で冷やそうと思っています」と、 エアコン故障のことを岡部先生にお伝えしたら、 待ってましたとばかり「とびきり寒いギャグで冷やしましょう」 と言っていただけましたが・・・冷え過ぎの心配もあり 別会場となりました。
マクロビオティックの、身近な食物による手当て法の 三種の神器のひとつと言われる、梅醤番茶の効能・効果、 作り方について、じっくり丁寧に学ぶことができました。
梅醤番茶の材料は、4つのアルカリ性食品、梅干、醤油、 三年番茶、生姜(入れない場合もあります)で構成されています。 梅干は塩分が低くて冷蔵保存しなければならないものとか、 砂糖などで甘みをつけたものでなく、 昔ながらの製法のもの、 醤油も伝統製法のものであることが前提条件と言われ、 それぞれの材料の働きについて詳細な解説が行われました。
実際に、梅干をすり鉢ですりつぶし、醤油を入れて練り、 仕上げに生姜の絞り汁を入れて、熱い番茶を注ぎ、いただきました。 やはり、販売されているものとは、ひと味違います。
また食中毒が増える夏場に活用すると便利な、 梅酢(梅の実を塩漬けして、圧してしみ出したもの) の効用についてのお話です。 梅酢の一番の働きは殺菌作用です。 急性の強い下痢や食中毒に即効性があります。 これは、梅酢に含まれるクエン酸をはじめとした数々の 有機酸の働きです。 水で割ったきれいなピンク色のドリンクを試飲しました。
次回は10月5日、季節は秋です。「生姜を使った手当てと『肺の望診』」です。
是非、ご参加ください。お待ちしております。
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Macropocket(正食協会事務局)
JAPAN MACROBIOTIC ASSOCIATION
https://www.macrobiotic.gr.jp/
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