10月7日(月)、正食クッキングスクール講師野口清美先生と 堺市にある晴美台幼稚園に行ってきました。 思い起こせば、今年の3月に、この出張食育講座シリーズの 最初に訪れたのが、この幼稚園。味噌作りがテーマでした。
晴美台幼稚園はこの日、運動会の練習の日でした。 快晴の運動場は元気な園児たちの歓声で、とても賑やかでした。 ちなみに昼間の気温は32℃で、とても暑かったです。
来年からクッキングスクールの師範科に進まれる予定の、 松井直輝園長が、 「朝食は、味噌汁だけでも作ってください。 できることから少しずつやってみましょう。 その行動力が、子どもたちの未来を変えます。 食事のルールを知る子どもたちにしてください」と力強く挨拶されました。
今回の講座は、野口先生の講義、続いて基本の味噌汁の デモンストレーション、クッキングスクールを受講された先生方が作った、 味噌汁の試食、というメニューでした。
終了後、今年、出張食育講座を6回シリーズで実施していただいた 野口清美先生に、感想を述べてもらいました。
「楽しかったです。マクロビオティックの“基本の味噌汁”の 作り方が、とても簡単で甘くておいしくて、どなたも口にされると、 一同においしいと、おっしゃってくださったので、 お話や実演をさせていただいたよかったなと思いました。
また二つの園では味噌作りもしました。子どもたちと一緒にお味噌を作って、 出来上がるのを楽しみにして待って、数ヶ月後に、家族で味噌汁を飲まれる ということを想像するだけで、とても幸せな気持ちになれました。
この講座は、松井直輝先生が正食クッキングスクールに来られたのが ご縁ですけど、先生が育みたい“伝統食育”活動を少し前に進める お手伝いができたという、充実感があります。
毎回、マクロビオティックの基本である、一物全体や身土不二ということを、 きちんとお伝えはするんですけど、それよりも何よりも、お母様方に、 日本人として和食を食べてほしい、お家で一日一回でも作って、 皆で和気あいあいと和やかな雰囲気の中で、ご飯を食べてほしいということを 毎回テーマに入れてお話していましたので、参加してくださったお母さんには、 何かしら響いて持って帰ってくださったという実感があります。 その証拠として、クッキングスクールに来ていただいた方もおられるようで 嬉しく思っています。今回の出張講座に行かせていただいて 本当によかったと思います」
野口先生、お疲れさまでございました。 出張講座の行き帰りの電車の中で、お話をお聞きする時間が、 とても楽しく有意義でした。 引き続き来年も是非よろしくお願いいたします(笑)。 (Terry)
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
Macropocket(正食協会事務局)
JAPAN MACROBIOTIC ASSOCIATION
https://www.macrobiotic.gr.jp/
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++