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山村慎一郎先生の講座が開催されました

 

29日の日曜日、正食協会の理事で食養家の 山村慎一郎先生の講座、 食養に漢方を取り入れて、食べ物の仕組みを 最大限に生かして健康生活を手に入れる 「秘伝公開! 山村流・病気を改善する食事」 第5回「腎臓・膀胱・・・腎炎、メニエル、生殖器の病気」 が開催されました。

 

21日に開催された「食育フォーラム」に参加された 山村先生は、西福江園長の、玄米和食を給食にしている 高取保育園の取り組みについて、 「子どもたちが工夫して食の実験する場面が素晴らしい。 考える子になりますね」と感想を述べられました。

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「幼い頃に培った感性も、大人になっていくうちに曇ってきます。 私は仏教が大好きです。仏教では自分を観ることが大事と教えます。 今やるべきことをやる。人間の苦難の一つは、 まだ起きてもいないことを不安に思ってしまう。 こうなったらどうしよう? と」

 

「禅の極意は、“今やるべきことをやる”ということだそうです。 玄米を食べて健康になっても、人生は試練が多く、 いろんな想いというものが崩れてくることがあります。 そんな時に、実に良いヒントとなると思って、 息子に買ってやった本があるんです」

 

「映画『ネバーエンディング・ストーリー』の原作、 ミヒャエル・エンデの『はてしない物語』、 時間泥棒の『モモ』、もう一冊はすっかり忘れていたんですけど、 『ゲド戦記』なんです。 第一巻が影との戦いなんですね。 影に脅かされ続ける主人公が最後は影と向き合うんです」と あらすじを話され、陰陽の考え方について展開されていかれました。

 

「良く生きたいと思えば、死を観なければならない。 死んだらどうなるんだろうとか。一日を良く過ごすためには、 夜、ぐっすりと眠ることが必要なんです。

陰と陽は対になっています」

 

「便利になればなるほど忙しくなってきています。 歩けば時間のかかる距離を車ならあっという間に着いて、 余った時間があるはずなのにない。

携帯電話の普及する前、彼女に連絡するために、 公衆電話を探し、10円玉を入れてダイヤルを回すまでの時間や、 想いを綴る手紙。そんな無駄な時間が 実は大事な時間だったということです」

 

「毎日同じことの繰り返しですから、 目新しいことに気持ちは動きます。 基本を忠実にやっていくというのは、意外に難しいです」と、 講義の前の面白くてためになる雑観を述べられた後、 本題に入っていかれました。

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このシリーズは、今回で終了です。

次回は413日(日)から4回シリーズで 「山村流・食養診断力アップ法」が開催されます。 ますますパワーアップしている山村先生の講座です。 是非、ご参加ください。 (Terry)

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Macropocket(正食協会事務局)

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  • 2014年02月12日 09時19分更新
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