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姫路で開催された「味覚の展示場」に行ってきました

 

「食・地の座味覚の展示場」は、メンバー各社が 「地の人が地のモノを地の人に届ける」ために、 原材料100%播磨産を目指し開発した新作の商品展示 ・発表会として始まったイベントです。

 

今回は、スローフード・ジャパンの全国大会 (味覚の展示場と共催)が地元で開催されることもあって、 最寄りの山陽電鉄「手柄」駅周辺には、かたつむりの ロゴの入ったスローフードの旗が、風になびいていました。 DSC_0044.JPG

 

会場は、創業明治43年の灘菊酒造です。 駐車場には奈良、広島、豊橋ナンバーの大型バスも 停まっていました。 たくさんのお店が、商品の説明や試食を呼びかけています。

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先日の「食育フォーラム」で協賛していただき、 手焼きせんべいのブースを出していただいた、 合名会社アリモトの代表、有元年信さんが 元気一杯に接客されていました。

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「このイベントは、地元の食材を使った新商品を出品する 宿題があるんですよ」と言われ、試食のかりんとうを一つ いただきました。 口に入れると、何やら奥深いうま味を感じました。 お聴きすると「地元のお酒の酒粕が入っています」と 教えていただき納得です。 商品名を確認すると「大吟醸酒粕かりんとう」ですって。 すごいネーミングです。

 

酒蔵らしく薄暗い会場を歩いていると、 東京でいろいろとお世話になった佐々木俊弥・紀子夫妻と 再会しました。 2000年頃に、「スローフードな人生! 」(新潮社)の著者、 島村菜津さんと出会ったことがご縁で、スローフード運動に共鳴し、 俊弥さんは、スローフードジャパンの副会長をされています。 DSC_0019.JPG

 

きれいな花が生けられた部屋に入ると、 「播磨の伝統野菜を知りたい」、「播磨の伝統野菜を食べたい」、 「播磨の野菜・豆・穀物を知りたい」というタイトルがついた 絵とエッセイがディスプレイされていました。 暖かくて親しみやすい絵と文は、地元の版画家、 岩田健三郎氏によるものでした。

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栽培して種を採っているのは一人だけという“こぶ菜”の絵には、 「タネを採って、そこいらへんに播いておけば育つ。 非常食として植えておった。いつということはない。 通年。いつでも。漬け物にしたり、ざっと炒めたりして食べます。」 と書いてありました。どんな菜っ葉なのか食べたくなりました。

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イタリア発で、世界に広がったスローフードの理念は、 簡単にまとめると伝統の的な食材や料理、質の良い食品を守る、 伝統的な味を次世代まで伝える、 質の良い食品を作る小規模な生産者を守る、というものです。

「食育フォーラム」でも感じたことですが、 子どもたちにインスタント食品や、冷凍食品、 ファストフード、コンビニ食ではなく、 ちゃんとした日本の伝統の味を覚えてほしいし、 伝えていきたいと思いました。

DSC_0021.JPG ↑こんなお店もありました。看板には「本業は医師です」 (Terry)  

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Macropocket(正食協会事務局)

JAPAN MACROBIOTIC ASSOCIATION

https://www.macrobiotic.gr.jp/

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  • 2014年02月21日 09時51分更新
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