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山村慎一郎先生のセミナーが開催されました

  5月10日、日曜日。正食協会の理事で食養家の山村慎一郎先生のセミナー「家庭で役立つやさしい望診法・実践編」の第2回「目・・・目に現れる印は全身をあらわす」が開催されました。   病院に行って血液検査しても異常は出ない、でもあきらかに調子が悪い。お医者さんは「気にしすぎじゃないですか」「自律神経が失調しているんじゃないですか、ゆっくり休んでください」と言いつつ、病院ですから一応薬が出てくるわけです。 だるさとかめまいとか頭痛とかあるわけですから、これが未病というやつで、病気に至る前兆のことなんですね。   身体に現れる様々な印は、顔には出ないけど足に出る、目には出ないけど手には出る。人によっては爪に出る人もいますし、手の爪にはでないけど足の爪に出る人がいる。ですから、食事指導をしてほしいという場合は、いくつも見ます。 望診をしたけれど、ここが悪いんだ、と終わってしまうのではなく、どう対応したらいいんだろう、ということを後半に学びます。   私たちの体は、60兆の細胞と100兆個を越える腸内細菌がいます。それと数えきれない数の常在菌が肌に付いています。なぜかというと、敵が来たとなると常在菌が食ってくれるんです。のどや鼻から外敵が入らないように守ってくれています。   それらが元気に働くにはどうすればいいかというと、身体の外側に陽気がないとだめなんです。だから東洋医学では外側が陽だといっているんです。気が陽です。がんばって気が張って、一仕事終えて気が抜けますよね。抜けない場合はお酒を飲んだり甘い物や果物を食べたりして、ほっとしますよね。気が抜けると、邪気が入ってくるんです。 気が張っている時は風邪をひかないんだけど、気が抜けると入ってくる。なぜなら気は熱だからです。熱が体表面を守っているんです。   次回第3回は、6月14日(日)。テーマは「舌・・・どの臓器に熱があるか、冷えているか」です。単発受講もできますので、是非ご参加ください。お待ちしております。
  • 2015年05月19日 09時12分更新
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