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正食クッキングスクール東京校 岡田校長の「秋の精進懐石」開催

東急田園都市線の桜新町西口から徒歩3分。オーガニック&ナチュラルフードを販売するムスビガーデン桜新町店(東京都世田谷区)2階に正食クッキングスクール東京校が開校しました。   プレオープン的に「マクロビオティックのおはなしと試食」や「マクロビオティック1DAY教室」を実施してきましたが、920日シルバーウイークの真っ只中、本格的な料理教室スペシャルクラス第一弾「秋の精進懐石」が開催されました。講師は正食クッキングスクール岡田昭子校長。   マクロビオティック料理を食べるのも学ぶのも初めてという方が多い参加者の中に、マドンナのパーソナルシェフをしていた西邨マユミさんの姿もあり、まさしくスペシャル感溢れる授業となりました。   岡田校長は、はじめての方たちのために、正食=正しく食べることの意味を、夏が終わって秋に入った今の季節から分かりやすく話し始めました。 「夏は体を冷やすためのものを食べていたから快適に過ごせましたが、秋になると涼しくなります。夏の食べ物をいつまでも続けていくと体が冷えすぎてしまいます。そろそろ夏のものとはお別れして控えていきましょう」   ますます寒くなり青物が手に入りにくくなる冬の季節は、自身が育った福井での雪の多い暮らしを例にとって、日本人の様々な食の知恵を語りました。 「春夏秋冬季節に応じたお野菜を自然界は作ってくれます。それを上手に摂れば季節に合った体ができるのですが、今の人たちはお母さんたちに和食を教わっていません」「海外の食事やジャンクフード、コンビニエンスの食事が多くなっています。 日本の食、旬のものを食べる大切さをもっと知っていただきたいですね」   この日のメニューは、「胡麻豆腐」「菊、蓮根団子、青菜の清汁」「車麩、しめじ、生湯葉煮」「えびフライもどき」「菊としめじ、人参の白和え」「菊と芋御飯」「柿の甘露煮」でした。   参加者の方に感想をお聞きしました。「今回友人の誘いで初めて参加させていただきました。マクロビオティックとは無縁で生きてきたので不安でしたが、身近な食材を使って少し工夫するだけで身体が喜ぶ料理ができるということを知り、とても興味深かったです。 お料理の合間の岡田先生のお話も大変参考になりました。和食の国に生まれ育ったのだから、もっと和の味を大事にしようと思いました」。                                                                                                                                    山口 徹平   
  • 2015年09月22日 18時40分更新
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