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マクロビオティック手当て法・望診講座が開催されました

12月5日土曜日。正食協会の理事、岡部賢二先生のマクロビオティック手当法・望診講座の3回「婦人科・内分泌系の病気に~ビワの葉やコンニャク、そばを使った手当て、腎・膀胱系の望診~」が開催されました。   寒くなると弱りやすい経絡、臓器、腎・膀胱系についてお話しさせていただきます。後半の解決編では、腎の改善法・強化法としてこんにゃくを使って足腰を温める温熱療法の手当てを実践していきたいと思います。   水はけの悪い状態、これも腎の疲れから出てくる症状なので、そば粉をお湯で練って貼る、そばパスタという水抜き剤という水はけをよくする手当ても実践していきたいなと思います。   腎・膀胱系というとなんとなく、おしっこを作る器官かなというイメージしかないかなと思うんですね。血液を100ℓろ過するとやっと1ℓのおしっこが出てきます。おしっこが多いという人は150ℓとか200ℓも、ろ過しなくてはいけなくなるので、腎が疲れてくる。ということは水も飲み過ぎると腎が疲れますよということで、特に冷えやすい腎が疲れやすい冬場については、がぶがぶ水を飲むんではなくて、小さなカップを使って、水を摂りすぎないという対策も大事なポイントですね。   東洋医学、陰陽五行から見た腎の働きは、単におしっこを作る、体液を浄化するだけではなく成長とか発育、赤ちゃんを作る生殖、このような働きがあると見ていきます。成長、発育、生殖を支えるものが何かというと内分泌の働きです。私はこれを腎臓系統の内分泌系と呼んでいます。   何が内分泌系を管理しているかというと、ホルモンのバランスです。体内の女性ホルモンとか男性ホルモン、インスリンというホルモンを含めて甲状腺ホルモンとか副腎皮質ホルモンとかあらゆるホルモンが腎臓の管理の中で分泌されるということです。ということは、もしホルモン系の病気があった時には、どこを正せばいいか、強化したらいいかというと、腎臓を温めたり、腎臓を強化する食材を使うとホルモンのアンバランスな状態から来るトラブルが治せるということです。   2016年の岡部賢二先生の手当て法講座は、下記の日程で開催いたします。是非、ご参加ください。お待ちしています。
  • 42日(土) 陰陽五行でみる肝臓・胆のう系の望診  ~生姜、青菜、野草を使った手当て~
  • 64日(土)陰陽五行でみる心・小腸系の望診  ~梅干、醤油、番茶を使った手当て~ 
  • 86日(土) 陰陽五行でみる胃・脾臓系の望診  ~玄米、葛、甘酒を使った手当て~
  • 101日(土)陰陽五行でみる肺・大腸系の望診  ~里芋、大根を使った手当て~
  • 123日(土)陰陽五行でみる腎・膀胱系の望診   ~小豆、こんにゃく、海藻を使った手当て~
   
  • 2015年12月10日 20時42分更新
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