全国的によいお天気だったようですね。 日中は陽射しもあたたかく、行楽日和の週末です。 昨日の「オーガニックライブ2012」には、 とても多くの方にお越しいただけ、 試食で出させていただいた切干大根の煮付けが 12時には終わってしまった、とのことでした またその詳細は、後日ブログにアップさせていただきますので、 お楽しみに
さて、本日は昨日福岡教室でおこなわれた、 上級クラス第1・2回の模様をお伝えします。
会場は春日市にある、クローバープラザの調理実習室です。 教室がおこなわれる日の1日目は、朝、久留米から食材や器具一式を 車で運んで、荷物を解くところから準備が始まります
調理実習室に備え付けの器具もある程度揃ってはいるのですが、 スムーズに皆さんに実習していただけるよう、 小分けの器や圧力鍋などはすべて持ち込んでいます。 (↓こちら、会場の備品棚です)
第1回の担当は鶴久ちづ子先生。 先生は、久留米でネットワーク教室を開催、 また、福岡での地方教室のお世話役もしてくださっています。 (難しい「つる」の漢字が変換できなくてすみません・・・)
メニューは、ひじき入り玄米ご飯、船場汁、 手作り豆腐、おから餅、塩鮭の頭と大豆の5品です。
手作り豆腐は、特に丁寧に先生から説明がありました。 「手順さえ守れば、失敗がないのが豆腐づくりです」とのこと。 船場汁は、ごぼうの蒸し煮をしっかりと。 さらに大根や椎茸を加えて蒸し煮するときも しっかり蒸し煮すると、野菜からいいお味が出てきます。
しっかり皆で味見をして、味を決めていきます。 福岡教室では、土鍋の代わりにシラルガンのお鍋で塩鮭の頭と大豆を 炊いていきます。
料理がすべて完成しました
食事中、初回ということで、皆さんの自己紹介がありました。
「4ヶ月の子どもがいるのですが、今しか勉強できないと 思い、ちょっと無理を言って大分から一緒に母に来てもらい、 受講中ロビーでみてもらっています」
「春日助産院で子どもを産み、自然食に興味を持ちました」
「春に初級・中級を受け、勢いで上級まで来ました」
「子ども2人とも福岡に住んでいますが、 最近電話してコンビニ弁当ばかりらしいというのがわかったので いちどこういった食事を伝えたいと思います」
「初級中級は宮崎で受講して、 ぜひ上級を受けたいと思い来ました」
「仕事で朝は6時半から出て、 夜の帰宅は8時9時になることもあり家でなかなか料理が ちゃんとできていないですが、頑張りたいです」
今回は少人数ではありますが、 とても意欲的な方ばかりです。
第2回の担当は、龍頭佳世先生。 徳島でネットワーク教室を開催、また大阪本校でも上級や師範科の ご担当をしていただいています。
メニューは、生姜ご飯、月見碗、抹茶豆腐もずく梅ソース、 さつま芋とグルテンの揚げ煮、ごま塩の5品です。
今回ごま塩の復習ということもあり、 「中級では言われたとおりにつくっていたかもしれませんが、 上級になっての復習ですので、感性を活かして、いろんなことに 気づきながら作業してください」と龍頭先生。
↑すり鉢を少し温めて使います、というところもしっかりおさらいしました。 最後の仕上がりでも味を確かめます。 抹茶豆腐は葛の火加減に注意します! 加熱してしっかり練りますが、 流し缶に入れられるほどには、やわらかさが必要です。 また、おもてなし膳にもできるメニューということで、 盛り付け方のポイントや清まし汁の味の決め方など、 ひとつひとつ丁寧な解説がありました。
料理が完成しました
試食後には、薬剤師でもある先生から「お手当て」についての お話もしていただきました。 授業後、先生からコメントをいただきました。
鶴久先生からは、 「今回の料理は、畑のお肉:大豆で4品、その中で豆腐作りの ポイントをしっかり学んでもらいました。ニガリを打ち、きれいに 澄んだ汁、は成功。絶対に失敗しないつくり方です。 鮭の頭と大豆の煮物も、豆のゆで方と、鮭を煮て合わせて ゆっくり煮含めて皆で味見して、これも成功。 船場汁も切り方、蒸し煮と味付けも上手です。 味見して、味見して、と言って回りましたが、味見のお陰で ひとりだけの料理にならず、調和した味になっていました」
龍頭先生には、急遽お願いしたため 「ちょっと整理させてくださいね!」 とのこと。 またいただいたら、こちらにアップしますね 次回は、12月15日(土)です。 皆さん、次回も元気に頑張ってくださいね!