ブログ「マクロなポケット」Blog

岡部賢二先生の陰陽五行による望診講座が行われました

4月2日土曜日。正食協会の理事、岡部賢二先生のマクロビオティック手当法・陰陽五行による望診講座第1回「陰陽五行による肝臓・胆のう系の望診~自律神経系のトラブルに生姜、青菜、野草を使った手当て~」が開催されました。   各季節に対応している五行を学ぶとお料理のレシピ提案などが非常にしやすくなります。季節と臓器はぴったり関連していますから、春だったら味付けは少し酸味のものを多くするとか、色だったら緑系統の黄色野菜を増やすとか、季節の食べものでいうと野草。春先、木の芽時独自の食べものが肝臓の働きをよくしてあげる。そういったお料理に提案しやすくなるのが五行論です。   五行が分かると望診といって、自分のどこが弱っているのか、自己診断、自己判断することができます。あとは5つの治し方、5つの食事法、各臓器と関連した食べ方、食事の仕方をして、いろんな病気を改善させていくことができます。   五臓六腑。臓と腑という中が閉まった臓器と、中がからっぽの臓器が二つセットで肝・胆のう系とか、心・小腸系とか、胃・脾臓系とか、肺・大腸系とか、腎・膀胱系というように、陰陽が臓器でセットになって経絡というものを作っています。肝臓と胆のうはセットで働く臓器であると見ていくのです。 西洋医学ではまったく認められていませんが、肝・胆のう系が悪くなると、まさにどんぴしゃりの症状が出ます。特に3月、4月、5月という春の時期に調子が悪いという人がいたら、肝臓・胆のう系が弱いという判断をします。   冬の間、体内に溜まった毒素を洟水とかくしゃみで体外に出そうとするのが花粉症で、肝臓が疲れている傾向にあるんですね。肝臓がなぜ疲れるかというと、食べ過ぎが原因。この時期調子が悪ければ、一食二食まず抜いてみる。花粉症があまりにもひどい時には、玄米甘酒を使った三日間プチ断食、または粗食プラン。玄米、みそ汁、漬け物だけの基本食をとるだけの生活を三日間おくるだけでも、相当症状が楽になります。   *次回は、6月4日土曜日。テーマは「陰陽五行による心・小腸系の望診~循環器系のトラブルに梅干、醤油、番茶を使った手当て~」。単発受講も可能です。生活に役立つ五行の知恵を是非学んでください。    
  • 2016年04月08日 10時02分更新
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