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岡部賢二先生の「陰陽五行による望診講座」が行われました

 

6月4日土曜日。正食協会の理事、岡部賢二先生のマクロビオティック手当法・陰陽五行による望診講座の第2回「陰陽五行による心・小腸系の望診~循環器系のトラブルに梅干、醤油、番茶を使った手当て~」が開催されました。

 

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5月5日が立夏。暦の上で夏を迎え、8月7日の立秋まで夏の季節が続きます。この季節に、最も負荷がかかりオーバーワークとなり疲れやすくなる臓器が、心・小腸系。心臓と小腸の経絡です。

 

講座の前半は、心・小腸系が弱るとどのような症状が人体に出てくるのかという自己診断の方法についてお話していきたいと思います。後半は、夏場の熱中症とか夏バテの手当てということで、マクロビオティックの三種の神器の一つでもある、梅醤番茶、梅酢を使った手当てのいくつか紹介していきたいと思います。自宅に帰られて実践して初めて生かされるのがこういった理論ですので、しっかり学んで帰っていただくと嬉しいし、有り難いなと思います。

 

心・小腸系の役目、一番大事な働きと何かということをお話しましょう。

五臓六腑という表現がありますけど、心臓と小腸の臓器が合体してひとつの経絡を構成しています。小腸は、腸管造血といいますけど、血液を造血している製造工場と我々マクロビオティック医学では捉えているわけです。骨髄で造血しているのではなく、小腸というところで食べものが吸収されて、それが血液に変わって、全身をまわっていくと捉えます。

 

この造血した血液を心臓というポンプで、全身に循環させるわけで、血液の造血と循環と、この二つが一番大事な役割です。私は、心・小腸系を一言で循環器系と表現して捉えているんですね。

春が終わって夏になると、循環器に関わるトラブルか実は非常に増え始めるんですね。心臓がばくばくするような。動悸がするとか。脳・神経系、具体的に言うと意識とか、思考、睡眠、これも心・小腸系が管理しているとみていきます。

 

こういう捉え方が現代医学にはないですね。東洋医学的な、易学の思想から発展した陰陽五行では、ただ単にポンプとして心臓の経絡が存在するのではなく、脳・神経ですね、意識、思考といったところにかなり影響を及ぼすと捉えていきます。

 

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夏場になって心臓が弱ってくると不眠症という睡眠障害。金縛りにあう人、いびきをかく人とか、ないしは睡眠時の無呼吸症候群とか。歯ぎしりをよくするとか。なかなか熟睡できないような状態があれば、どこを睡眠障害改善すればいいかというと、一つは心臓の経絡をケアしていくとぐっすり眠れることができるようになります。

 

 

 

岡部先生セミナーの今後の予定です。

8月6日(土) 「陰陽五行でみる胃・脾臓系の望診~免疫系のトラブルに玄米、葛、甘酒を使った手当て~」

10月1日(土)「陰陽五行でみる肺・大腸系の望診~リンパ系のトラブルに里芋、大根を使った手当て~」

12月3日(土)「陰陽五行でみる膀胱系の望診~内分泌系(婦人科系)のトラブルに小豆に小豆、こんにゃく、海藻を使った手当て~」

 

これから本格的な夏をむかえていくにあたり、ご自分でできる体のケアを覚えて実践してください。簡単で体にも優しいですので安心です!単発受講もできますので、是非ご参加ください。

 

お申し込みはコチラから↓

https://ws.formzu.net/fgen/S78047950/

 

  • 2016年06月24日 09時32分更新
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