ブログ「マクロなポケット」Blog

自然の恵み土の温もりを感じるハーブツアーに行ってきました

521日日曜日。姫路駅に集合して観光バスで夢前町へ向かいました。天候は五月晴れ。目的地のハーブ園で株式会社香寺ハーブ・ガーデン社長の福岡讓一さんと正食クッキングスクール師範科卒の奥様、アリサさんが手を振って出迎えてくれました。

 

 

薄いゴム手袋とマスク、ハサミを手渡されてカモミールの花の摘み方の注意事項を受けたあと、カモミールの花がぎっしり咲く文字通りのお花畑に入りました。

花ビラが下ムキになったピークを越した花は採らずに、慎重にハサミを入れて

摘んでいきます。この摘み取った花をあまり時間を空けずに処理するのが良い品質のものを作るポイントのようです。

 

 

暑さが心配でしたが曇り空になり、時折吹く風が頬をなでていきます。♪ホーホケキョとうぐいすが美声を奏でています。参加者の皆さんは、カモミールの香りの中で黙々と作業に集中していました。「土と緑の中で植物と過ごしていると悩みとかが消えていくね」という会話も聞こえました。

 

 

お昼ご飯の時間になったので終了。ザルに入れた花を集めました。用意されたハーブ入りの石けん水で、なつかしいシャボン玉遊びをみんなでしました。白と黄色のハーブ園にたくさんのシャボン玉が空に舞い上がり消えていきました。

 

 

 

お待ちかねのランチタイム。農家レストラン「且緩々(しゃかんかん)」で、新鮮な野菜を中心にしたおいしい料理をたくさんいただきました。バイキングスタイルなので「よくばって盛り過ぎました~」という参加者のプレートを紹介します(笑)。食べている時に、スタッフの方ができたての料理をサーブしにきてくれました。

 

 

 

食後は、福岡社長のハーブの講義。ハーブの道30年の人生史に沿いながら“植物の力”について、様々な実例を交えた内容に魅せられる参加者の皆さんです。

質問コーナーでは、正食クッキングスクールの関係者らしい専門的なものが多かったのですが、一つひとつ丁寧に答えていく福岡社長。

 

 

自由時間は、同じ建物の中にあるハーブ製品や野菜の売場で楽しくショッピング。講義を聴いてハーブに関する知識が深まった分、商品情報を見る目も真剣でした。おみやげに、今朝摘み取ったばかりのフレッシュなカモミールとレモンマートル(レモンの香りに似ているというところからネーミングされた植物)のみで作ったほのかにハーブが香る化粧水をいただき感激です!!

 

 

且緩々の外は、強い太陽の光で白くなっていました。時間があれば近くにある温泉に浸かったり、さらに欲をいえばこの自然がいっぱいの環境で朝を迎えたいなとも思いました。参加者の皆さんは、このハーブツアーを楽しくてためになったとおっしゃっていました。そして、いきいきととても元気になったような姿を見て「人間が自然から離れるほど健康から遠ざかり、やがては病気になってしまう」と指摘した、ヒポクラテスの言葉が頭をよぎりました。

 

 

「大人の遠足」をコンセプト(?)にした、楽しくてためになって、ご縁が深まるオリジナルツアーを考えていこうと思います。是非、楽しみにしてくださいね。