13日はスペシャルな方を協会にお迎えしました。
バラエティー番組「世界一受けたい授業」などにも出演された内科医の奥田昌子先生です。
奥田先生は、昨年末に出版された『欧米人とはこんなに違った 日本人の「体質」』の著者です。
http://bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9784062579971
これまでの医療や食に関するデータといえば、やはり欧米人が中心で、日本人を対象にしたものは多くありませんでした。最近になってようやく日本人の遺伝的素因の情報とさまざまな疫学研究や臨床研究などのデータを突き合わせることで、日本人の体質や病気の傾向などが明らかになってきました。
『日本人の「体質」』の中で奥田先生は、牛乳や過剰な肉食は日本人には合わないこと、その代わりにごはんをたっぷり食べて、大豆食品や野菜、近海の小魚をとることなどを勧められています。
つまり、日本人の体質に合った食とは、やはり私たちが長年にわたって親しんできた和食だったのです。
奥田先生には、この日ちょうど開かれていた正食クッキングスクールの初級コースを見学していただき、ひじき入りの玄米ごはんや小豆昆布、切り干し大根と高野豆腐の煮物、きゅうりの酢の物、葛餅を試食していただきました。
受講生の方とも語らいながら、食事を楽しんでもらったあと、3階の多目的室で月刊誌「むすび」の取材に応じていただきました。
取材でうかがった内容は、8月中旬発行の「むすび」誌9月号でお届けする予定です。お楽しみに!