ブログ「マクロなポケット」Blog

正食クッキングスクール講師・野口清美先生の講座が開催されました

マクロビオティックと出会って約30年の野口清美先生の、今まで経験してきたことを余すことなく伝えていただきたいという意図で企画した「健康で美しく快適に過ごすためのチョットいい話」。

本人はもとより、三人のお子さんをはじめ家族全員の健康管理してきた経験や、講演依頼を受けた先での様々な活動を通して、先生の持つ情報は日々更新され続けています。

 

 

92日に行われた3回シリーズの第1回目のテーマは、「食生活を見直そう(おうちごはんのススメ)」で、何はともあれ家で料理をして食事をしましょう、というベーシックものです。

 

講義は「長い歴史の過程で米というものを核にしながら、さまざまな国々から多様な産物や調理の技術を摂取しながら徐々に形成された料理の体系が和食ではないでしょうか。日本人のお米に対する考え方や関わり方は、おさえておく大事なことだと思います」と、古代国家と米、米文化と天皇などを例にとって、和食の歴史から始まりました。

 

 

「私の知っているマクロビオティックと世間で言われているマクロビオティックと、どうも違っている気がしていて、納得いかないことが多いんですけど、それもこれもマクロビオティックでいいのではないかという時代が来ているので、とやかく言おうというつもりはないんですけど、マクロビオティックというのは、そもそも米を大事にするという和食の文化が根底にあるのは確かなので、絶対に動物食を禁止したものではないというのは少し知っておかれていいのではないかなと思います」と話されてから、食養、正食、マクロビオティック、ベジタリアン、ヴィーガン、ヴィーガンマクロビオティックなどの言葉の定義について解説され「マクロビオティックが広まったことで、それぞれの解釈でやっていることについて、整理していただけたら幸いです。そして得た知識を自分の中で整理し組み立てて、マクロビオティックという生活法をどう利用するかを考えてください」と結びました。

 

 

このあと「すぐれものの和食」、「食材を考える」、「陰陽の基礎(食べもの・体質)」、「食養料理の極意」という流れで、2時間にわたり深くためになるお話しとなりました。

次回は、1014日(土)。テーマは「大切な子どもたちの健康ごはん」です。是非ご参加ください。お待ちしています。

 

 

  • 2017年09月05日 11時13分更新
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