雨がしとしと日曜日。 実際の気温より、ずっと寒く感じられる天候でした。 ユーミンの「12月の雨」という歌が聞こえてきそうです。
山村慎一郎先生の健康セミナー、 山村流食養診断力アップ法の第3回、 「幸を手に入れる陰陽五行の基礎2」がおこなわれました。 講義前に、受講者にアンケートが配られました。 今までの人生で経験した困難、乗り越えたかどうか、 その経験でわかったことは? というような内容で、提出後、お話は始まりました。
通常、私たちの生活は不平不満だらけで、 うまくいかない理由を外に見つけることが習慣になっていますが、 思いもかけぬ事故や病を体験することで、 生きていることの有り難さや、周囲の人たちのお世話に なっていることに気づくことがあります。
いい面と悪い面は必ず同居しています。 表裏をしっかり見つめることが大切です。 悪いことは、いいことに気づくキッカケととらえれば 物事は違って見えてきます。
人は孤独だということを一回見つめる必要があります。 孤独を知ってはじめて人の温かさが分かります。
40年前に盛岡で自然食品店を始められた山村先生は、 その当時まさしく奇人変人でした。 その後の苦難、困難、孤独を乗り切ってこられた 体験からのお話は、ピンポイントで心に響きます。
ニューヨークでユニークな座禅体験から得た境地、 先生が学んでいる仏教から引用される例も、 東洋思想がベースのマクロビオティックの考え方と 自然に馴染み、納得できました。
厳しい時代、生きている限り続く困難に立ち向かう ヒントがたくさんあったと思います。
(Terry)