堺市南区にある晴美台幼稚園に、 正食クッキングスクールの講師、野口清美先生が マクロ流食育講座に行ってこられました。
対象は、園児とその保護者の皆さんで、 お子様を入れて50名ほどの参加者でした。
天気は快晴でしたが、前日までの気温が高かったので、 とても寒く感じました。
晴美台幼稚園の先生方が、正食クッキングスクールに通い、 学んでいただいたことが、今回の出張講座の実現につながりました。
小さなお子さんはもちろんのこと、その両親である若いお父さん、 お母さんが、食べ物の大切さやおいしさ、マクロビオティック料理の 真髄である、安易に出しの素や砂糖や調味料に頼らずに、 穀物や野菜の食材本来のおいしさを引き出す調理法や考え方に 触れるきっかけになればいいなと思いました。
野口先生は、参加者を前に 「正食、食養生、マクロビオティック、玄米菜食という言葉を 聞かれたことがありますか~?」と質問。 あまり手は上がりませんでした。 世間的にはまだまだマイナーな言葉だと感じる瞬間です。
三人のお子さんをお持ちの野口先生は、長男の妊娠・出産をきっかけに、 食事の大切さに気づき、正食協会とご縁ができて正食を学ばれました。
「協会で学んだ智恵を頭に入れて、日々の食事をちょっと 気をつけるだけで、子供たちが元気に育ってくれました。 私の自慢は、ほとんど保険証を使わずに子供を育てあげたことです」
子供たちの状態を観察して、その状態に応じて食材や調理をした 食事をするだけで、病気になる前に、本来身体が持っている自分の力で 治してくれたことが大きかったと話されました。
「自分の身体は食べ物によって養われています。 食べ物すべてに働きや役目があって、身体に働きかけて、 活かしてくれている。日々の食事を大切にいただく。 身体を養ってもらっているということで食べ物に感謝する、 という基本的なことが感じられたら第一段階がクリアじゃないかなと思います」
人という動物が、どういうものを食べていくのが、本当の食べ方なのかを 知ることが大切だと感じている野口先生は、人間の歯の数とそれぞれの 歯の割合と特性を話され、マクロビオティックの基本である、 一物全体、身土不二、陰陽調和について、噛み砕くように大切なところは、 いろんな例えを使いながら、熱く語られました。
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Macropocket(正食協会事務局)
JAPAN MACROBIOTIC ASSOCIATION
https://www.macrobiotic.gr.jp/
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