ブログ「マクロなポケット」Blog

色彩心理学と陰陽五行 色を使えば心と体がもっと整う! 第4回その2

前回の続きです。

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白にも青と同じようなリセット効果があって、白紙に戻すという表現がありますね。白紙撤回。
私の勉強した潜在意識の中のトラウマ的なものを解放する手段として、「ことだまアート」というのがあるんですね。
ありがとうとか、感謝とか、愛とか愛してるとか、プラスの言葉をずっと描き連ねてアート化していくものが鹿児島の松本東(まつもと・あずま)さんという人が開発した手法です。
そのことだまアートはどういうことをするかというと、まず紺色、また青色の台紙に白いペンで“ありがとう”とかを描いて図形化していくわけです。

 

東さん曰く、青と白が潜在意識のリセットには一番必要で、ぴったりくるという話をされています。
青い海に白いカモメとか、青い海に白い砂浜。沖縄に行くとそんな風景が広がっていて開放感に浸れるのは色が持つ一つのエネルギーです。


日本人は、緑のことを青と呼んでいたでしょ。青汁とか青菜という表現がある。山も緑色の森でできている山が多いですけど、遠くから見ると青く見えますね。
ですから山に行ったりするだけで開放感に浸れるのは、色がもたらす意識への作用じゃないかと私は思います。

青い空に白い雲。
そういった風景をぼうっと眺めるだけでも潜在意識の中にずっとわだかまっていたもの、特に執着というものを手放すことができやすい環境、場づくりになる。
何も食べ物だけではなくて、その人の潜在意識に溜め込んだ負のデータ、ネガティブなデータを手放すと肩の荷が下りて、非常に生きやすく幸せ感といったものが増してくるんですね。

その時に、色を生活の中に活用するといったことが、あまりマクロビオティックの世界はしてこなかったわけです。色の持つ意味というものを皆さん理解していただけると様々な場面で応用することができるかなと思います。

白が持つもう一つの意味合い、リセット。
白紙撤回的な効果プラス白が持つエネルギーというのは、潔癖さとか清らかさ、清潔、純粋さ、清楚、純潔。
最も白色の特徴というのは雑菌の繁殖を許さない。あらゆる菌に対する抗菌とか殺菌の力が最も高いのが白の持つカラーのエネルギーです。


例えば、怪我をした時に巻く脱脂綿、包帯、なんで白色しているかというと雑菌の繁殖を最も許さない色であるからです。生理用品、トイレットペーパー、ないしはトイレの色。なんで白になっているかというと白色自体があらゆる抗菌、殺菌の力を持つからです。





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  • 2019年11月11日 10時51分更新
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