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【免疫力UP情報】お手当てで苦しい抗がん剤治療を乗り切る③

【免疫力UP情報】
昨今、世間を騒がす新型コロナウイルス。
こちらのコーナーではコロナに負けない身体づくりのための情報を、
過去のむすび誌や正食出版発行書籍から抜粋してご紹介致します。
第17弾は「むすび誌2017年8月号」より末期の乳がんが消えた料理教室受講生の体験談をご紹介します(全4回)。
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【末期の乳がんが 「消えた」 料理教室受講生の体験】

体温が下がれば免疫力も低下 ビワ茶やヨモギ茶で温める

 実は、朝倉さんは抗がん剤治療と同時に、「乳がんだけに効く」というある2種類の新薬の治験に協力しています。
 その新薬は副作用の心配は小さいということで、3年間の予定で投与が続けられていますが、いまのところ副作用はないといいます。
 主治医によると、新薬が効くのは「4人に1人」です。がんが消えた朝倉さんの場合は、抗がん剤と組み合わせることで運良く新薬が効いた、と判断されているようです。
 抗がん剤治療中に朝倉さんがもっとも注意したことは、風邪などほかの病気にかからないようにすることでした。
 「治療を始めてしばらくして、体温が35・4度とかに著しく下がりました。すると免疫力がぐんぐん下がるから、ほかの病気にかかりやすくなります。副作用がバンバン出ているのに、風邪で熱が出たりすると、治療も進まず、体調も悪くてとなると、もう火の車で、なんにもうまく回らなくなってしまいます」
 そこでできるだけ体温を上げるためにも、お手当てでもあるビワ茶やヨモギ茶、梅醤番茶を飲んだり、腫れた足に靴下を4枚も重ね履きしたりしました。

「温圧は副作用に効果てき面」病気前より体調や体力に自信

 ビワの葉温圧の効果については朝倉さんは、「がんに対してはどのくらいの影響があるかはわかりませんが、がん治療と並行してやれば、副作用を抑えるのにはてき面にいいということはわかりました」と話します。
 病気を機に食生活を見直したことについては、「食事療法は即効性はないけれども、続けることで明らかに、再発防止とかにはいいんじゃないかなとは思います」。
 治療のかたわら、食とお手当てとマクロビオティックの知恵を活用し、「がんの前より、明らかに体調はいい。肌の調子も明らかによくなった」と笑顔を見せます。
 治療中は、立ち上がるのもおっくうになるくらい関節が動かず、「20か30歳も年をとったような感じでよぼよぼ」だった筋力も、2年近くをかけて元にもどしました。
 ハイキングなど努めて歩くようにしたり、自転車に乗ったりした結果、現在は「(がんになる)前より体力がついた」と実感しています。
 里芋パスタのお世話になることはもうなくなりましたが、ビワの葉温圧だけは、鍼灸院で教えてもらったツボを中心に、ペットのミニチュアダックスフントに煙たがられながらも定期的に続けています。


『乳がんと里芋湿布』

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  • 2021年03月27日 16時19分更新
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