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西下圭一先生の1DAYセミナーが開催されました

  97日、日曜日。鍼灸院の院長で、統合医療専門クリニックで鍼灸治療と食養相談を担当する西下圭一先生の1DAYセミナー「冷えない生き方から一歩踏み出す」が開催されました。講座と読書会の二部構成です。   Part1は“冷えを徹底解剖!”の講義ですが、Part2の読書会“冷えないヒントをつかみとる”は本を読みながらご自身の気づきを得てもらおうという時間です。なぜそんなことをするのかと言いますと、鍼などを使って患者さんの体の気を巡らせることはできるのですが、血液の質を変えることはできません。食生活を変えることは、ご自身でやっていただくしかないのです」   「こうやってお話させてもらって、いいお話聴いたなと、帰って何もしない人が一杯いるわけですね。自分もかつてそうだったし、人間とはそういうものだと思います。そこでもう一歩動いてみる。その一つとして、本を開いた中から感じたことをお互いに話し合ってみるということもそうですし、さらに言うならば、『今回本をご持参ください』と書かれていて、実は本を選ぶところから今日の勉強会は始まっているわけですね。受け身ではなくて、積極的に、かつ主体的に関わってほしいなということがあって、初の試みとさせていただきました」   「今日は97日。明日が8日、二十四節気でいう白露。いよいよ葉っぱの上に水滴がつきだして、本格的な秋が始まりますよという時期です。 明後日が満月で、99日、重陽。東洋医学的に言うと奇数が陽で偶数が陰と言われています。奇数の中で一番大きな数字が9、その陽の9が重なる日ということで、一年の中で最も陽の日です。   日本人には古くから伝わっている陰陽の智恵みたいなものがあって、それを理解していくと今日のテーマの冷えなんかもすごく分かりやすくなってくるし、いろんなことが見えてきて、陰陽についても本当に理解することができるようになります。陰陽については、時間があれば詳しく話したいと思います」   ●西下先生からのコメントです。 今日は、前半・後半と長丁場でしたが、参加してくださった人たちが皆さん元気な笑顔で帰っていかれたことが何より嬉しかったです。   読書会の後半では、対話の中から「当たり前のことは当たり前じゃない」「目の前の小さなことに気づいていく」といったところに落ち着いてきて、冷え対策とか陰陽とかいうことを難しく考えすぎずに『いま』を大事にするという、とても大切なことに気づいていかれたのではないかと思いました。   講座でこちらから一方的に伝えるのではなく、読書と対話を通じて自分たちで導き出した気づきなので、ちょっとずつでも変わっていく力を持ち帰られたのでないかと思います。   ●参加者の感想です。 ・前半の講座で陰陽を丁寧に説明していただいていたこともあって、後半の読書会では、本が読みやすかったように感じました。陰陽って難しく考えることではなくて、いまあるものから感じていけばいいのだと思いました。   ・本を読むことはあまり得意ではなかったのですが、今日はすいすいと読み進めることができて、とても楽しい時間でした。これから本を読むのが楽しくなりそうです。   ・自分がこの本を通して何を得たいのかという目的を先に決めるということが最初はどういうことか分からなかったのですが、やっていくうちになんだか分かってきました。読書会を通して、自分が目標を持つことの意味がつながってきた気がします。   ●次回講座の案内と西下先生のコメントです。 「未来が開ける生活習慣の極意」 112日(日) 前編:思考を変える 127日(日) 後編:行動を変える   「食を変えれば運命が変わる」と言いますが、本当に変わっていける人とそうでない人との差はどこから出てくるのでしょう。僕自身が、脱線と修正を何度も繰り返してきてあらためて感じることも含め、いろんな角度からお話できると思います。それら一つ一つがパーツとしてではなくつながってきたときに、元気に前へと踏み出せる力になるのではないかと思っています。 また11月にお会いできることを楽しみにしています。    
  • 2014年09月10日 15時54分更新
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