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山村慎一郎先生の新シリーズ「山村流・食養の奥義」が開催されました

1012日、3連休の中日の日曜日、正食協会の理事で食養家の山村慎一郎先生の新しい講座、山村流・食養の奥義の第1回「からだが冷えるとうつや引きこもりの原因になる」が開催されました。   イギリスでは認知症患者が80万人いて、医療費が4兆円かかっているそうです。日本は、予備軍を入れるとその10倍で800万人いるということは、40兆円かかるということになります。現在、日本の国民医療費が38兆円くらいですか。これにプラス40兆円だったら国家予算に近くなります。   これだけ医療費が増え続けるとトヨタやパナソニックが稼いでも、GDPを上げてもだだ漏れしていきます。その他にひきこもり、うつ病が増えています。大企業が困っているのはうつ病。会社に出てこられないわけですから。でもお金を払わなければいけないわけです。企業が加入する健康保険組合は、お金がかかり過ぎて四苦八苦しています。そういうことから考えると、食事を変えていかないと企業が破綻するかもしれないけど日本が破綻します。   食事が大切だということに気がついている人は増えてきていますが、じゃあ、 どうすればいのかとなった時に、食事に関心を持つのは女性なんですよね。子ども産んで育てて行くということから、本能的に食べものに関して関心が深い。それに対して男は戦ったり競争するようにできあがっているので、目が外を向いているわけですよ。あまり食べもののことは考えない。それで「あなたのために玄米食をするんだよ」と言った時に、けんかになりません? 子育てで、子どもが嫌がる台詞は「あなたのために、お母さんはがんばっているのよ」というのが、一番迷惑らしいです。旦那にしても、今までと違って、肉も魚も卵もない食事がいきなり出てきた時に、起こるのがマクロビオティック離婚(笑)。   私の勉強会ではロールプレイングするんです。立場を逆にします。私が奥さんになってご主人を説得する。反対の立場でやるわけです。皆さんが「肉食って、完全栄養食の卵食って、牛乳飲むのが絶対にいいんだから、俺の言う通りやれ」と言われたらどうですか? 絶対嫌だと思いますよ。五分五分ですよ。相手の意見も取り入れて、こっちの意見も聴いてよねとならなければうまくいきません。   次回は、119日(日)、「からだが冷えると太りすぎで痩せすぎの原因になる」です。単発受講もできますので、是非ご参加ください。お待ちしています。                                                                                                            
  • 2014年10月13日 12時18分更新
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